身体の哲学と現象学 : ビラン存在論についての試論
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書誌事項
身体の哲学と現象学 : ビラン存在論についての試論
(叢書・ウニベルシタス, 668)
法政大学出版局, 2000.3
- タイトル別名
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Philosophie et phénoménologie du corps : essai sur l'ontologie biranienne
- タイトル読み
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シンタイ ノ テツガク ト ゲンショウガク : ビラン ソンザイロン ニ ツイテノ シロン
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注記
原著 (Paris : P.U.F., 1965) の全訳
解説『メーヌ・ド・ビランとミシェル・アンリ』: 中敬夫
内容説明・目次
内容説明
意識の原理に“身体”を据えたメーヌ・ド・ビランとの対話を通して生の哲学の可能性を探る。主観的身体=超越論的身体の具体的性格を考察しつつ、主観性が“身体”と一体のものであることを示し、ビラン哲学を身体論・現象学に蘇らせる。
目次
- 序論 身体に関する問いの見かけ上の偶然性と、身体の存在論的分析の必要性
- 第1章 身体についてのビランの分析の哲学的諸前提
- 第2章 主観的身体
- 第3章 運動と感覚作用
- 第4章 諸記号の二重の使用と自己の身体の構成の問題
- 第5章 デカルト的二元論
- 第6章 メーヌ・ド・ビランの思想の批判。受動性の問題
- 結論 身体の存在論的理論と受肉の問題。肉と霊
「BOOKデータベース」 より