芸術をめぐる言葉
著者
書誌事項
芸術をめぐる言葉
美術出版社, 2000-2006
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- タイトル別名
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Art fragments
- タイトル読み
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ゲイジュツ オ メグル コトバ
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注記
書誌目録: [vol. 1]p252-261,vol.2 p.303-311
内容説明・目次
- 巻冊次
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[1] ISBN 9784568201628
内容説明
古今東西の芸術をめぐる言葉の真実を説く。研ぎ澄まされた著者の眼差しが導く深い思索への旅。
目次
- アルベルティ—ナルキッソスこそ、絵画の発明者であった。
- 出エジプト記—汝、おのれのためにいかなる像をも彫むべからず。上は天にあるもの、下は地にあるもの、また地の下の水のなかにあるもののいかなる似姿をもつくるべからず。
- ソクラテス—技術として君のところにあるわけではないのだ、ホメーロスについてうまく語る、ということはね。それはむしろ、神的な力なのだ。
- 孔子—知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。
- アリストテレス—哲学であれ、政治であれ、詩や芸術であれ、これらの領域において傑出した人間は、みな憂鬱質である。
- ゼウクシス—自分は鳥どもをだましたが、パラシオスは画家である自分をだました。
- ホラティウス—詩は絵のごとく
- ウィトルウィウス—真実なものを手本とした絵が今は不当にも良しとされない。
- 紀貫之—やまと歌は人の心を種として、よろづの言葉とぞなれりける。
- 藤原定家—紅旗征戎吾が事に非ず。〔ほか〕
- 巻冊次
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2 ISBN 9784568201871
内容説明
人類はこれまで芸術をどのように語ってきたのか。先人が築きあげてきた芸術的思考を探索する71編の旅。
目次
- 芸術は長く、人生は短し。(古代の俚諺)
- ピュグマリオンは呆然と像を眺め、この像に胸の火を燃やした。(オウィディウス)
- 絵画は人間の影の輪郭線をなぞることから始まった。(プリニウス)
- 誤って筆を落とし素を点す。因って就きて蝿の状を成す。(張彦遠)
- 石、金属、木、粘土、蝋を用いる彫刻家(ポリツィアーノ)
- 人体と照準器とのあいだに格子を置きなさい。(デューラー)
- ミケランジェロは、たえまなく解剖術を学び、骨、筋肉、腱、血管の原理やその結合や、人体の多様な動きや仕草を見出すために、人間の皮を剥いだりした。(ヴァザーリ)
- 技術とは自然に付加された人間である。(ベーコン)
- プッサン画伯はカラヴァッジォにまったく我慢がならず、彼は絵画を破壊するために生まれてきた、と語ったものだった。(フェリビアン)
- 本朝の画は詩の如し。(土佐光起)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より