薬はなぜ効かなくなるか : 病原菌は進化する
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薬はなぜ効かなくなるか : 病原菌は進化する
(中公新書, 1528)
中央公論新社, 2000.4
- タイトル読み
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クスリ ワ ナゼ キカナク ナルカ : ビョウゲンキン ワ シンカ スル
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注記
参考文献: p252-253
内容説明・目次
内容説明
ヒトは、長く感染症対策に苦しんできたが、十九世紀後半の細菌学の発展を背景にしてサルファ剤が生まれ、さらにペニシリンが開発されるに及んで、ついに、人体内で微生物のみを死に至らしめる抗菌薬を手に入れた。このときから、菌は薬への耐性を獲得し、ヒトはその耐性菌を殺す薬を作る、というイタチごっこが始まったのである。本書は、病原菌の適応進化のしくみを知り、抗菌薬のゆくえを考える手引きとなるだろう。
目次
- 第1章 抗菌薬はどのように世に出てきたか?
- 第2章 耐性菌の出かた
- 第3章 薬剤耐性の仕組み
- 第4章 バクテリアにもオスとメスがある—水平遺伝
- 第5章 菌自身の変わり方
- 第6章 効かない菌への対応策
- 終章 常に慰め、時に癒す
「BOOKデータベース」 より