はじめにイメージありき
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はじめにイメージありき
(木村重信著作集 / 木村重信著, 第2巻)
思文閣出版, 2000.4
- タイトル読み
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ハジメ ニ イメージ アリキ
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内容説明・目次
内容説明
イメージはロゴスに従属するのではない。ロゴスはイメージから抽象され、イメージの働きを基礎にして、象徴的な思考が可能になり、その結果として哲学や科学などがうまれた。このイメージないしその記号としての美術の本質は変貌であって、発展ではない。進歩、退歩とか開化、未開とか言われるが、これはすべてのことをロゴスに翻訳して考える習慣が我々にしみついているからである。
目次
- 1 人間にとって芸術とは何か
- 2 はじめにイメージありき
- 3 イメージの機能
- 4 ヴィーナス以前
- 5 日本人の美意識
「BOOKデータベース」 より