往生の物語
著者
書誌事項
往生の物語
(集英社新書, 0039C)
集英社, 2000.6
- タイトル別名
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往生の物語 : 死の万華鏡『平家物語』
- タイトル読み
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オウジョウ ノ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
『平家物語』は平家滅亡の物語であり、平家一門の「死に様」の物語ともいえる。清盛の地獄の死、宗盛の愚かしくも人間的な死、知盛の剛毅で潔い死、建礼門院のありがたい死…。著者は、この『平家物語』を空前絶後の「死(タナトス)」の大文学としてとらえ、その主要な登場人物11人の様々な最期から逆照した彼らの生きかたを「死への道筋」と見ることで、新しい面白さを発見していく。そして、私たち現代人にも、避け得ない「死」と向き合うための心の工夫のヒントを与えてくれるのである。
目次
- 1 平清盛の往生
- 2 平重盛の往生
- 3 平宗盛の往生
- 4 能登守教経の往生
- 5 平知盛の往生
- 6 薩摩守忠度の往生
- 7 平維盛の往生
- 8 平重衡の往生
- 9 建礼門院(平徳子)の往生
- 10 木曾義仲の往生
- 11 六代御前の往生
「BOOKデータベース」 より