芸術における数学
著者
書誌事項
芸術における数学
紀伊國屋書店, 2000.6
復刊版
- タイトル別名
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Mathematics in art
芸術における数学
- タイトル読み
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ゲイジュツ ニオケル スウガク
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注記
参考文献: p129-130
紀伊國屋書店 1976年刊の復刻
内容説明・目次
内容説明
数学と芸術は、どのような共通点をもつであろうか。一般に、絵画や彫刻は目で鑑賞し、感性的に反応するものであり、数学は頭脳と知性で対応するものだ、と言われる。確かに、このような側面もある。しかし、感性と知性という両極端に、これほどはっきりと裁断できるものであろうか。本書は、これらの問題に答えて、パルテノン神殿から現代の抽象芸術まで主に視覚芸術を対象に、そのなかに数学的思考・精神の流れをさぐろうとする。たとえば、シンメトリー、ハーモニー(調和)、プロポーション、運動、構造などの概念を、文化史的・精神史的に考察する。読者は、本書のこのような考察を通じて、人間の創造行為のすばらしさに驚嘆されるであろう。知的スリルに富む、エキサイティングな小篇である。
目次
- 2つの文化
- 視る者の目
- 神聖なプロポーション
- 両手ききの美術
- 芸術と数学における構成主義
「BOOKデータベース」 より