魂のありか : 中国古代の霊魂観
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魂のありか : 中国古代の霊魂観
(角川選書, 315)
角川書店, 2000.6
- タイトル読み
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タマシイ ノ アリカ : チュウゴク コダイ ノ レイコンカン
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内容説明・目次
内容説明
古代中国の人々は「魂」の存在を信じていた。それは、風船の中の気体のように、いつでも肉体という入れ物から抜け出そうとし、抜け出すことは「死」を意味した。魂が抜け出すと、あとには他の魂(悪霊)が入り込もうとする。そこで人々は悪霊を追い払うためにさまざまな工夫をした。「魂」とは何か。中国、日本の書物、遺物などから多数の事例をあげ、イメージ豊かな古代人の視点で「魂」に迫る、魂の文化史。
目次
- 第1章 魂のありか(魂とは何か;魂の語源 ほか)
- 第2章 肉体をぬけだす魂(被髪;嬰児や子どもの髪型 ほか)
- 第3章 体内に入りこむ悪霊(侵入する鬼霊;疾病 ほか)
- 第4章 悪霊をはらう(悪霊をはらう声;張目吐舌 ほか)
「BOOKデータベース」 より