漢奸裁判 : 対日協力者を襲った運命
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漢奸裁判 : 対日協力者を襲った運命
(中公新書, 1544)
中央公論新社, 2000.7
- タイトル読み
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カンカン サイバン : タイニチ キョウリョクシャ オ オソッタ ウンメイ
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注記
参考文献一覧: p267-272
内容説明・目次
内容説明
1937年7月、盧溝橋事件の拡大で日中全面戦争が始まる。両国ともに宣戦布告を行わず、国交関係を維持したため、戦争当初から様々な和平工作が展開された。「親日派政権」樹立をもくろむ日本側は、国民政府ナンバー2の汪兆銘に働きかけ、40年、国民政府へと誘導した。しかし日本の敗戦は、大量の売国奴=漢奸を生み出すことになる。傀儡政権関係者の裁判記録を緻密にたどり、中国人の歴史観に迫る野心作。
目次
- 第1章 謀略
- 第2章 「漢奸」への道
- 第3章 「漢奸」の価値
- 第4章 南京政府の終戦
- 第5章 「党は分裂すべからず」
- 第6章 蒋介石の判断
- 第7章 「主戦」と「主和」—さまざまな「漢奸裁判」
「BOOKデータベース」 より