なっとくする虚数・複素数の物理数学

書誌事項

なっとくする虚数・複素数の物理数学

都筑卓司著

講談社, 2000.7

タイトル別名

なっとくする虚数・複素数の物理数学

虚数・複素数の物理数学 : なっとくする

なっとくする虚数複素数の物理数学

タイトル読み

ナットク スル キョスウ フクソスウ ノ ブツリ スウガク

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内容説明・目次

内容説明

現実のものは—鉱物でも動物でも宇宙でも—定量的には実数で表わされる。交流理論では確かに指数関数として複素数が利用されるが、現実に実験装置にかかり、測定される値は実数である。一方では、後に量子力学が成立し、ものの状態(もちろん状態そのものは見えない。見えるのは固有値やその平均である)が複素数で表わされるようになった。その他スピン・マトリックスの中の要素にもiは登場する。さらにイギリスの宇宙物理学者ホーキングによると、宇宙開闢時の時間は複素数的なものであるという。いったい虚数とは、数学という閉じ込められた箱の中にだけあるものなのか。それとも現実の「どこか」に存在しているのか?虚数が実感できる本。

目次

  • 第1章 ネもハもない数?
  • 第2章 iは魔術師
  • 第3章 iと振動のつよいきずな
  • 第4章 面倒な計算は不要
  • 第5章 物質の中で
  • 第6章 量子の世界のi

「BOOKデータベース」 より

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