快楽と倦怠と死の独白
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快楽と倦怠と死の独白
(村上龍自選小説集 / 村上龍著, 6)
集英社, 2000.7
- タイトル読み
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カイラク ト ケンタイ ト シ ノ ドクハク
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収録内容
- エクスタシー
- メランコリア
- タナトス
内容説明・目次
内容説明
主要な三人の登場人物の長い独白の聞き手は、一般的な人物である。彼らにはそれぞれの常識があって、ヤザキとカタオカケイコとレイコにはそれが欠落している。常識というのは、その人間が準拠することができる情報の体系のようなものだ。三人の独白を聞くことによって、聞き手の常識は揺さぶられる。そして、独白には救済という機能がある。わたしたちは謎を吐き出すことによって、救済されることがあるのだ。
「BOOKデータベース」 より