デカルト、コルネーユ、スウェーデン女王クリスティナ : 一七世紀の英雄的精神と至高善の探求

書誌事項

デカルト、コルネーユ、スウェーデン女王クリスティナ : 一七世紀の英雄的精神と至高善の探求

エルンスト・カッシーラー著 ; 朝倉剛, 羽賀賢二訳

工作舎, 2000.9

タイトル別名

Descartes, Corneille, Christine de Suède

Descartes : Lehre, Persönlichkeit, Wirkung

デカルト、コルネーユ、スウェーデン女王クリスティナ : 一七世紀の英雄的精神と至高善の探求

タイトル読み

デカルト コルネーユ スウェーデン ジョオウ クリスティナ : ジュウシチセイキ ノ エイユウテキ セイシン ト シコウゼン ノ タンキュウ

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注記

Descartes, Lehre-Persönlichkeit-Wirkungの仏語抄訳の翻訳

略年表: p164-166

内容説明・目次

内容説明

プロテスタント諸国の盟主スウェーデン王グスタフ・アドルフの戦死で七歳にして女王となり、一八歳にして親政をはじめるやめざましい能力を発揮して三〇年戦争を終結させたクリスティナ。英明な彼女がデカルトを招聘してまで学びたかったものは何だったのか?突然の退位とカトリックへの改宗は、デカルトの影響によるものか、それとも単なる気まぐれか。独立不羈の英雄的精神は、コルネーユの悲劇に登場するヒロインをも彷彿とさせる。デカルト、コルネーユと謎にみちたバロックの女王。三巨星をめぐり、カッシーラーの省察は冴えわたる。

目次

  • 第1部 デカルトとコルネーユ(心理的、道徳的親近性;悲劇概説)
  • 第2部 デカルトとスウェーデン女王クリスティナ(デカルトとクリスティナの改宗;一七世紀における「普遍神学」と自然宗教の問題;一六世紀と一七世紀におけるストア主義の復興;デカルトの情念理論と思想史におけるその意義;クリスティナ女王と一七世紀における英雄の理想)

「BOOKデータベース」 より

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