イオンのレーザー冷却とその応用 量子力学的相補性の原理 超伝導と常伝導の謎の境界

書誌事項

イオンのレーザー冷却とその応用 . 量子力学的相補性の原理 . 超伝導と常伝導の謎の境界

占部伸二 [著] . 町田茂 [著] . 高柳英明 [著]

(現代物理最前線 / 大槻義彦編, 3)

共立出版, 2000.9

タイトル別名

現代物理最前線3

タイトル読み

イオン ノ レーザー レイキャク ト ソノ オウヨウ . リョウシ リキガクテキ ソウホセイ ノ ゲンリ . チョウデンドウ ト ジョウデンドウ ノ ナゾ ノ キョウカイ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、まず、レーザー光によって極限まで“冷却”されて空間の微小領域に配列したイオン。その発生方法、周波数標準や量子計算などへの応用について紹介する。次に、相補性の問題を実験的に明らかにできるようになり、とくに、不確定性関係とのつながりについて、決定的な実験が行われた。それは新たな展望を開く。最後に、超伝導と常伝導の境界で観測されるアンドレーエフ反射は、電子・ホール反射という単純な図式にもかかわらず、多くの興味ある量子現象を引き起こす。

目次

  • イオンのレーザー冷却とその応用(イオントラップによるイオンの捕獲;レーザーによるイオンの冷却;イオンのレーザー冷却実験と特性測定;周波数標準への応用;イオンの量子状態の制御)
  • 量子力学的相補性の原理(相補性をめぐる論争;量子力学ミニマム;不確定性関係;原子線干渉計の実験;原子干渉実験の量子力学)
  • 超伝導と常伝導の謎の境界(はじめに;アンドレーエフ反射の基礎;実験舞台;コンダクタンスに現れる量子現象;超伝導電流;その他の話題;まとめと今後の発展)

「BOOKデータベース」 より

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