近代国家と家族モデル
著者
書誌事項
近代国家と家族モデル
吉川弘文館, 2000.10
- タイトル別名
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Famille, état-nation, modernité
- タイトル読み
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キンダイ コッカ ト カゾク モデル
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注記
参考文献: 各章末
付録1: 女権宣言 (1791年)と人権 = 男権宣言 (1789年)比較対照表, 付録2: 全日本婦選大会 (第1回~第7回)と時局婦人大会決議文テクスト
内容説明・目次
内容説明
近代は家族の時代であった。近代国家は自らを構成する基礎単位として家族を選び、それを通して国民統合を達成した。日本とフランス、双方の視点から、日常に潜む国民国家の見えざる力を探る、新しい比較史の試み。
目次
- 1 家族の時代(近代国家と家族モデル—日本型近代家族の場合;フェミニズムと国家—日本フェミニズム論争史)
- 2 女性の国民化(フランス革命と女性—女権宣言を人権宣言のパロディとして読む;総力戦と女性—戦争への傾斜と翼賛の「婦人」たち;反戦決議から皇軍感謝決議まで—全日本婦選大会と時局婦人大会決議文のテクスト分析)
- 3 比較の視座(1980年代オオサカ—フランスの読者に日本社会を語る;一九九〇年代プロヴァンス—日本の読者にフランス社会を語る;比較研究のために—その可能性と問題点)
「BOOKデータベース」 より