書誌事項

「慰安婦」・戦時性暴力の実態

金富子, 宋連玉責任編集

(日本軍性奴隷制を裁く : 2000年女性国際戦犯法廷の記録 / VAWW-NET Japan(バウネット・ジャパン)編, 第3巻-第4巻)

緑風出版, 2000.11-2000.12

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タイトル別名

慰安婦戦時性暴力の実態

タイトル読み

イアンフ センジ セイボウリョク ノ ジッタイ

大学図書館所蔵 件 / 186

注記

2の責任編集: 西野瑠美子, 林博史

1: 日本・台湾・朝鮮編. 2: 中国・東南アジア・太平洋編

参考文献あり

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784846100179

内容説明

本巻では、日本軍・国家システムおよび台湾・朝鮮の植民地支配との関係における「慰安婦」制度の加害構造を明らかにし、日本、台湾、朝鮮での個別のケースにおける加害の責任を検証する。被害の実態を中心に取り上げられてきた「慰安婦」問題を、加害の構造・実態に焦点をあてこれまでにない試みで分析する。

目次

  • 第1部 「慰安婦」制度の構造を問う(公娼制度から「慰安婦」制度への歴史的展開;「従軍慰安婦」政策における日本国家の指揮命令系統)
  • 第2部 日本(日本人「慰安婦」—誰がどのように徴集されたか;沖縄戦と軍「慰安婦」)
  • 第3部 台湾(台湾植民地支配と台湾人「慰安婦」;台湾・原住民族イアン・アパイさんの場合)
  • 第4部 朝鮮(朝鮮植民地支配と「慰安婦」制度の成立過程;河床淑さんのケースにみる漢口慰安所;朝鮮・朴永心さんの場合;朝鮮・咸鏡北道清津の日本軍「慰安所」の実態;朝鮮人軍「慰安婦」帰国後の生と経験)
巻冊次

2 ISBN 9784846100223

内容説明

本巻では、日本軍侵略の激しい被害を最も長い間被った中国と、集団虐殺・集団強かんが熾烈を極めた東南アジア・太平洋地域の、「慰安婦」・性暴力被害の証言を地道な調査で掘り起こし、その被害とそれに対する加害の実態を詳細に検証すると同時に、日本軍による占領地域での「慰安所」制度・性暴力の構造を考察した。

目次

  • 第1部 中国(中国山西省における日本軍性暴力の実態;中国の慰安所に関する調査報告—上海・南京・雲南を中心に;南京大虐殺下における日本軍の性暴力—南京戦参加の元兵士の調査と被害女性の調査から;天津の日本軍「慰安婦」供出システム—中国の公文資料から ほか)
  • 第2部 東南アジア・太平洋(フィリピンの「慰安婦」・性暴力の実態;フィリピン・パナイ島における性暴力;フィリピン・マパニケ村—住民虐殺・集団強かん事件;インドネシア「慰安婦」問題 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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