脳死と臓器移植法
著者
書誌事項
脳死と臓器移植法
(文春新書, 140)
文藝春秋, 2000.11
- タイトル別名
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脳死と臓器移植法
- タイトル読み
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ノウシ ト ゾウキ イショクホウ
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内容説明・目次
内容説明
たとえ脳死と宣告されても、心臓が鼓動をきざみ、肌は温かいのに治療を止めるのは忍びない。他方、一日千秋の思いで臓器の提供を待ちわびる患者たち。その両者の立場と痛みを知る著者はまた、日本における、いわゆる脳死立法の波乱の十余年を終始ウォッチし関わってきた。法の見直しが叫ばれる今、改めて、一九九七年に制定された臓器移植法の理念と、その成立までの対立点を明確にし、真の患者のプライバシーとは何か、日本人の死生観とは何かを問う。
目次
- 序章 ドナーカードを書く前に
- 第1章 脳死立法までの道のり
- 第2章 「死体」という言葉
- 第3章 参議院での逆転
- 第4章 家族を失うということ
- 第5章 情報開示とプライバシー
- 第6章 法の見直しについて
「BOOKデータベース」 より