「ケータイ・ネット人間」の精神分析 : 少年も大人も引きこもりの時代
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書誌事項
「ケータイ・ネット人間」の精神分析 : 少年も大人も引きこもりの時代
飛鳥新社, 2000.12
- タイトル別名
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ケータイネット人間の精神分析 : 少年も大人も引きこもりの時代
- タイトル読み
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ケータイ ネット ニンゲン ノ セイシン ブンセキ : ショウネン モ オトナ モ ヒキコモリ ノ ジダイ
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内容説明・目次
内容説明
インターネットという仮想現実の世界だけに許されていたはずの衝動を、そのまま外の現実の世界で発揮してしまったところに、高速バスジャック事件をはじめとする一連の不可解な少年犯罪のおそろしさがある。しかし、この心的状況は必ずしも少年だけに限らない。いまや私たち大人すべてが、この少年と同じように「ケータイ・ネット」に依存しながら毎日を送る時代が始まっている。少年たちの事件が私たち大人に衝撃を与えるのは、実はそれが大人たちの心の闇を露呈させているメッセージであるからにほかならない—。
目次
- 第1章 仮想現実と現実、二つの世界の使い分け—出るときが危ない、ネットへの引きこもり
- 第2章 遊びが狂になる時代—リアリティ(現実感)の逆転
- 第3章 仮想現実が「現実」になる—操作人間と「一・五」の世界
- 第4章 心の中の「内的な引きこもり」—やさしさの裏に潜む、自己中心的な破壊性
- 第5章 自己愛への引きこもり—等身大の自分になれば脱出できる
- 第6章 やりたいことがわからない時代—モラトリアムが現実に
- 第7章 引きこもる女性たち—スーパーウーマン挫折症候群
- 第8章 父親なき自己愛家族—楽園がやがて地獄に
「BOOKデータベース」 より