清末中国における日本観と西洋観

書誌事項

清末中国における日本観と西洋観

佐々木揚著

東京大学出版会, 2000.12

タイトル別名

Chinese views of Japan and the West in the late Ch'ing period

タイトル読み

シンマツ チュウゴク ニオケル ニホンカン ト セイヨウカン

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 189

この図書・雑誌をさがす

注記

欧文タイトルは標題紙裏による

内容説明・目次

内容説明

本書は、一般に洋務運動期と呼ばれる1860年頃から90年代初頭までの中国において、清朝の官僚たちが日本と西洋をどのように眺めたかという問題を、これまでの研究ではほとんど論ぜられていない事例に即して検討し、この時代の政治・思想情況を文人官僚の対外観という視角から捉え直そうとするものである。

目次

  • 第1章 同治年間における清朝官僚の日本観—李鴻章を中心として(日清条約交渉開始以前の日本観;日清修好条規締結交渉時の日本論;日本の対外進出をめぐって)
  • 第2章 郭嵩〓の中国論と西洋観・日本観(アロー戦争;中国対外関係史論—『綏辺徴実』;渡英前における西洋政教論;駐英公使期における西洋観—西洋「政教」の発見 ほか)
  • 第3章 1880年代末における清朝遊歴官の外国事情調査(遊歴官派遣の経緯と結果;洪勲の北欧南欧調査;繆祐孫のロシア調査 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ