日本人論に関する12章
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書誌事項
日本人論に関する12章
(ちくま学芸文庫, [ス-1-2])
筑摩書房, 2000.12
- タイトル別名
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日本人論に関する12章
- タイトル読み
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ニホンジンロン ニ カンスル 12ショウ
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注記
学陽書房1982.9刊の再刊
主要参考文献: p339-351
内容説明・目次
内容説明
「日本人論」には歪みはないか。たとえば日本を「タテ社会」と一般化してよいのだろうか。すべての日本人が調和を重んじると普遍化してよいのだろうか。敗戦後の前近代的・権威的な社会から世界の優等生へと変貌したその過程で書かれた『ジャパンアズナンバーワン』『タテ社会の人間関係』をはじめとする多くの日本人論・日本社会論を、方法論的・知識社会学的に検証し、近年の変化にも目配りしつつ、実証的な調査を踏まえた新しい日本像を提出する。日本人論批判の原点の書。
目次
- 第1部 日本人論再考(これでいいのか日本人論;日本人は集団主義的か;日本研究のパラダイム;日本文化論のまやかし;産業社会一般にみられる家族主義的経営;ファシズムと日本社会)
- 第2部 もうひとつの日本人論(日本政治を考える;日本的経営の普遍性;日本人の交際関係;日本人とアメリカ人の仕事の概念;イデオロギーとしての日本人論;世俗モデルから科学的モデルへ)
「BOOKデータベース」 より