ペストと近代中国
著者
書誌事項
ペストと近代中国
研文出版, 2000.12
- タイトル別名
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衛生の「制度化」と社会変容
鼠疫與近代中國 -- 衛生的<制度化>和社會變遷
Plague and modern China : institutionalization of public health and social change
衛生の制度化と社会変容
- タイトル読み
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ペスト ト キンダイ チュウゴク
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注記
その他のタイトルは中文綱要・英文要旨による
資料・文献一覧: 巻末p1-26
図表一覧: 巻末p27-28
索引(人名・事項): 巻末p29-38
中文綱要, Summary in English: 巻末p39-42
内容説明・目次
内容説明
本書は、著者が東京大学人文社会系大学院に提出した博士学位請求論文「近代中国における衛生事業の「制度化」と社会変容に関する研究」に改訂をくわえ、一書としたものである。
目次
- 序章 伝染病・衛生・国家
- 第1章 腺ペストの世界化—一九世紀末から二〇世紀初頭
- 第2章 腺ペストの流行と衛生の政治化
- 第3章 日本の台湾統治と腺ペスト・マラリア
- 第4章 満州における肺ペストの流行—一九一〇年から一九一一年
- 第5章 肺ペストの流行と衛生の政治化—一九一〇年から一九一一年
- 第6章 民国初期における衛生の「制度化」—中央防疫処を中心として
- 第7章 一九一九年のコレラ流行
- 第8章 衛生の「制度化」の国際的契機—シンガポール伝染病情報局の設立
- 第9章 衛生の「制度化」と検疫権の回収
- 補論 近代東アジアにおける伝染病の流行
- 終章 近代中国における衛生の「制度化」と社会変容
「BOOKデータベース」 より