デジタルデバイドとは何か : コンセンサス・コミュニティをめざして

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デジタルデバイドとは何か : コンセンサス・コミュニティをめざして

木村忠正著

岩波書店, 2001.1

タイトル読み

デジタル デバイド トワ ナニカ : コンセンサス コミュニティ オ メザシテ

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内容説明・目次

内容説明

ITがインフラとして拡大するにしたがって、社会階層に大きな格差が生み出され、社会的富みの分配、社会的機会の分配にまで、階層的な分断を引き起こす可能性がある。それは国家間の問題にも広がりつつあり、日本に深刻な影響を与えるだろう。豊富な調査資料をもとに問題の全体像を浮き彫りにし、求められる情報ネットワーク社会を構想する。

目次

  • 第1章 デジタル経済の出現(デジタル経済の到来/広がる年収格差;『ネットワークからこぼれ落ちる』/デジタルデバイドが不平等社会日本を生み出す?)
  • 第2章 デジタルデバイド問題の本質(「デジタルデバイド問題」批判/デジタルデバイドと所得格差;政治的パフォーマンスとしての「デジタルデバイド」 ほか)
  • 第3章 情報化社会の夢と現実(主要産業国における産業構造・労働構造の変化;大衆消費社会の形成=フォーディズムの時代 ほか)
  • 第4章 世界システムの再編成としてのデジタルデバイド(冷徹な世界システム/物理的時空間の組織化とサイバースペース;インターネットの経済原理—時間と距離の拘束からの解放 ほか)
  • 第5章 コンセンサス・コミュニティとしての情報ネットワーク社会へ(私たちは何を犠牲にして、何を得ようとしているのか?;襲いかかる人口構造の激変 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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