ネコとタケ : 手なずけた自然にひそむ野生
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ネコとタケ : 手なずけた自然にひそむ野生
(現代日本生物誌 / 林良博, 武内和彦編集, 9)
岩波書店, 2001.1
- タイトル読み
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ネコ ト タケ : テナズケタ シゼン ニ ヒソム ヤセイ
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注記
文献: 巻末p1-3
内容説明・目次
内容説明
ネコもタケも生きにくい世の中になった。都会の公園を徘徊する野良ネコは嫌われ、山を占拠してしまうタケは邪魔者扱いされる。彼らがその本来の生き方をしようとしているだけであっても、人間との間に摩擦が生じてしまう。私たちは、彼らにとってふさわしい生き方を抑えつけているのではないだろうか。ネコとタケをとおして現代社会において野生が抱えている問題を考える。
目次
- 第1部 ネコ(動物病院の診療室で;ネコはネコらしく生きているのか;ネコの現代病;ネコを通して人間社会が見えてくる;ネコは野生を保てるのか)
- 第2部 タケ(竹藪が拡がっている?!;タケはなぜ重宝だったのか;タケ抜きで日本文化は語れるのか;タケってそんなにじゃじゃ馬なの?;竹林は今や眺めるだけのもの?;タケがその陣地を失うとき;タケだって人の役に立ちたいのだ!;タケは永久に強者なのだろうか)
- 第3部 討論・ネコとタケは何を問うているのか
「BOOKデータベース」 より