ユネスコ学習権宣言と基本的人権
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ユネスコ学習権宣言と基本的人権
教育史料出版会, 2001.1
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ユネスコ ガクシュウケン センゲン ト キホンテキ ジンケン
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内容説明・目次
内容説明
教育の発展は、教育に関する民衆の権利意識の進歩によらねばならない。その進歩は、二つのすじ道をとおってなされる。ひとつは、国内の民衆の経験と抗争から生じた権利意識、およびその具体的成果のつみ重ねによってである。他方は、世界の民衆の権利意識にもとづく国際的合意をとおしてである。第二次大戦後は、国連・ユネスコ等による国際的合意をふまえずに、一国の教育に関する権利について論ずることはできなくなった。本書は、こういう視点から、世界の成人教育、日本の社会教育・生涯学習にとって画期的な、ユネスコの学習権宣言と、日本における近現代の学習権思想の発展と成果をふまえ、日本の在日外国人を含むすべての人たちの権利と保障の方向を明らかにしようとするものである。
目次
- 第1部 成人の学習権(ユネスコの学習権宣言;日本における学習権思想の発展;基本的人権としての学習権)
- 第2部 学習権保障の課題と実践(女性のエンパワーメント学習;障害をもつ人の社会教育事業の新たな展開;高齢者の教育と学習—品川シルバー大学の事例を中心に;青年の学習と青年施設;人びとの学習を支える公民館主事の役割 ほか)
「BOOKデータベース」 より