軍記と武士の世界
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軍記と武士の世界
吉川弘文館, 2001.3
- タイトル読み
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グンキ ト ブシ ノ セカイ
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内容説明・目次
内容説明
琵琶法師の語りで有名な軍記物『平家物語』などを通して、貴族から武士の時代への移行期の様相を再現。諸側面から考察した作品論を展開し、源義経、平重盛、建礼門院ら人物像から諸行無常の時代と死生観を読み解く。
目次
- 「軍語り」の魅力—語られる風景について
- 説話に描かれた貴族社会の他者—武士・その二、三の側面
- 軍記における家と個人—武士の「家」を中心として
- 「武者の世の脇役たち」歴史の背反—藤原頼長
- 『保元・平治物語』における女の状況—武将の妻妾と娘たち
- 『平家物語』総説
- 『平家物語』の主題と構想
- 『平家物語』序章再読
- 『平家物語』と説話
- 『平家物語』における「物語」の位相—「鹿谷」の章段をめぐって
- 日記と文学・王朝から中世へ—安元3年春夏『玉葉』から
- 二つの生と死—重盛と重衝
- 「木曽最期」を読む
- 『平家物語』の人間像—源義経をめぐって
- 『平家物語』の非合戦記的側面について—「横笛」の章段をめぐる解説
- 建礼門院と安徳帝
「BOOKデータベース」 より