中世イタリア都市国家成立史研究
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中世イタリア都市国家成立史研究
(Minerva西洋史ライブラリー, 40)
ミネルヴァ書房, 2001.2
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チュウセイ イタリア トシ コッカ セイリツシ ケンキュウ
Available at / 179 libraries
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Doshisha University Library (Imadegawa)
A237.04;S570B;0091076039/2H;0022034936/L;0292010575/B;0291015190
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主要文献目録: 巻末p6-19
フリードリッヒ=バルバロッサとイタリア諸都市関係略年表: 巻末p20-21
Description and Table of Contents
Description
本書は、「都市の国」であるイタリアの地域社会がどのようにして、形成・確立したかを研究したものである。具体的には、興隆してきた北イタリアの都市コムーネが12世紀後半、帝国の再建に粉骨砕身するフリードリッヒ=バルバロッサと戦いつつ、「政治的独立」を達成していく過程と、その都市コムーネが司教に代わってどのようにして農村領域を集約し、地域に深く根を下ろしていったか、その領域支配の確立過程を明らかにする。
Table of Contents
- イタリアの中世都市と研究課題
- 第1部 帝国内における都市コムーネ体制の確立—フリードリッヒ=バルバロッサとイタリア諸都市(『フリードリッヒの事績』にみるイタリア支配の論理;バルバロッサとミラノ市;バルバロッサに破壊された中・小都市;バルバロッサと小都市ローディ;バルバロッサに対抗するロンバルディア都市同盟)
- 第2部 領域内における都市コムーネ体制の確立(司教と都市—司教の世俗的支配権の実態;国王証書にみる司教と都市コムーネ;領域支配権の司教から都市コムーネへの移行—12・3世紀中部イタリアの中都市ピストイアの農村支配の分析から;中都市の都市条例にみるコムーネ体制—ピストイアの12世紀と1296年の都市条例の分析から;都市コムーネによる領域支配の確立—ピストイアの農村ポデスタ制)
- フリードリッヒ=バルバロッサとイタリア諸都市に関する研究史
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