モダンの近似値 : スティーヴンズ・大江・アヴァンギャルド

書誌事項

モダンの近似値 : スティーヴンズ・大江・アヴァンギャルド

阿部公彦著

松柏社, 2001.3

タイトル読み

モダン ノ キンジチ : スティーヴンズ オオエ アヴァンギャルド

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注記

引用文献一覧: p401-421

タイトル関連情報: スティーヴンズ・大江・アヴァンギャルド・ヒューズ・荒地派・オースティン・横光・漱石・白鳥・近さ・格子・行・呼びかけ・扉・胃・メランコリー・退屈・アフォリズム・やさしさ

内容説明・目次

内容説明

新世紀文学の見取り図!「退屈」「つまらなさ」「不機嫌」「だんまり」「単調」「不自由」…実はこうしたものこそが文学作品に潜む決定的なモチーフとなったのだ。

目次

  • 第1部 近さ(「近さ」とモダニズム—ウォレス・スティーヴンズの遠近法;ご機嫌の悪い詩人はお愛想のネットワークを拒絶する—アフォリズムとスティーヴンズの「退屈」;「近さ」の事件—大江健三郎と距離の方法)
  • 第2部 縦と横(グリッド=根拠か?—絵画と文学の前線で;行(ぎょう)の問題—日本現代詩の制度性)
  • 第3部 折々の営業(横光と漱石と白鳥の「胃」;テッド・ヒューズの「呼びかけ」)
  • 第4部 根本的な問い(ジェーン・オースティンの小説は本当におもしろいのか、という微妙な問題について)

「BOOKデータベース」 より

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