エロスの涙
著者
書誌事項
エロスの涙
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 2001.4
- タイトル別名
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Les larmes d'éros
- タイトル読み
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エロス ノ ナミダ
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内容説明・目次
内容説明
「私が書いたもののなかで最も良い本であると同時に最も親しみやすい本」と自ら述べた奇才バタイユの最後の著書。人間にとってエロティシズムの誕生は死の意識と不可分に結びついている。この極めて人間的なエロティシズムの本質とは、禁止を侵犯することなのだ。人間存在の根底にあるエロティシズムは、また、われわれの文明社会の基礎をも支えている。透徹した目で選びぬかれた二百数十点の図版で構成された本書は、バタイユ「エロティシズム論」の集大成。本国フランスでは発禁処分にされたが、本文庫版では原著を復元した。新訳。
目次
- 第1部 始まり—エロスの誕生(死の意識;労働と遊び)
- 第2部 終わり—古代から現代へ(ディオニュソスあるいは古代;キリスト教の時代;結論に代えて)
「BOOKデータベース」 より