書誌事項

カッパドキア : トルコ洞窟修道院と地下都市

大村幸弘文 ; 大村次郷写真

(アジアをゆく / 大村次郷写真)

集英社, 2001.4

タイトル読み

カッパドキア : トルコ ドウクツ シュウドウイン ト チカ トシ

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内容説明・目次

内容説明

火山灰台地に奇岩が林立するカッパドキア。四世紀から多くの修道士がその岩の中に聖堂や僧房を造り、キリストやマリアの姿を描いた。地下八階、五五メートルも掘り下げた地下都市も造られた。人々をこの荒野に向かわせたものは何であったか。

目次

  • 頭部を欠いた地母神像—一万年の歴史が何層にも眠る遺跡から現れた神
  • メソポタミアから持ち込まれた神々—アッシリア商人の居留地遺跡が語るもの
  • キュベレ神とアルテミス神—形を変えて生きつづけた地母神信仰の崩壊
  • カイサリアのバシレイオス—カッパドキアに集ったキリスト教徒たちの修道の形
  • 火山がつくった黙示録の世界—“見てはならないもの”と名づけられた渓谷
  • 岩窟の中の壁画—聖書の物語を身近に置いた信徒の祈り
  • ベンガラ色と美しいブルー—単色で描かれた文様と多彩な聖像画
  • 絶壁の下のウフララ渓谷—谷底に降りる長い階段が導く別世界
  • 終末の訪れ—さまざまな民族の去来を見ていたメレンディス川
  • 換気装置を備えた地下都市デリンクユ—修道のための施設か、避難用シェルターか
  • 地母神と聖母マリア—イスラームの人々の心に生きる地母神信仰
  • アナトリアの大地に一万年の歴史を見る

「BOOKデータベース」 より

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