文学理論のプラクティス : 物語・アイデンティティ・越境
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書誌事項
文学理論のプラクティス : 物語・アイデンティティ・越境
(ワードマップ)
新曜社, 2001.5
- タイトル別名
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文学理論のプラクティス : 物語アイデンティティ越境
- タイトル読み
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ブンガク リロン ノ プラクティス : モノガタリ アイデンティティ エッキョウ
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注記
文学理論のプラクティスのためのブックガイド: p260-272
内容説明・目次
内容説明
エーコ、クンデラ、プルースト、カフカから、村上春樹、金井美恵子、川上弘美、リービ英雄、水村美苗などの現代日本の作家、そしてクレオール文学まで、「いまここ」を生きる文学の魅力を「理論的感性」を駆使して描き出す。
目次
- 影響関係を脱構築する—間テクスト的な読みに向かって
- カオスの遇し方—イデオロギー装置としての「物語」
- 小説的思考における他者との融合—トランス・パーソナリゼイション
- 日常言語の復権—“詩的言語”主義からの脱却
- 夢想する散歩者は孤独なのか—一人であることの不可能性
- ミステロイドの詩学—メタフィクションとしてのミステリー
- 反=記憶装置としての小説—弛緩する散文的宇宙
- 荒れ果てた庭への愛—オイディプス的な欲望
- 「鳥」と「色彩」のテーマティスム—テクストの内的な力学
- あるようなないような—気配と触覚のパラロジカル・ワールド
- 境界地帯の子どもたち—現代的越境者にみる文学の渇望
「BOOKデータベース」 より