内なる大学改革 : 理系大学人の発言

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内なる大学改革 : 理系大学人の発言

竹田保正著

学会出版センター, 2001.4

タイトル読み

ウチナル ダイガク カイカク : リケイ ダイガクジン ノ ハツゲン

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注記

引用文献: p101-102

内容説明・目次

内容説明

本書では、文部省とその管轄にある審議会が、戦後の高等教育を長期的視野、展望のもとに展開してこなかったことを指摘、批判している。主体的に20世紀の負の遺産である「大学」を再構築し、欧米の一流大学に比肩しうる高い学問、研究水準を誇る高等教育機関—「選良大学」を内発的に創出する運動を提唱した。

目次

  • 第1章 高等教育の改革に関して理系大学人の発言(学問の場の中心は人とその雰囲気、緊張感;欧米から見た戦後日本の大学—研究と教育 ほか)
  • 第2章 戦後高等教育の改革—その光と影・1949‐1999(戦後の教育制度の欠陥、失敗;科学、技術大国にふさわしい科学教育をどうするか—最近のゆとり教育を批判する ほか)
  • 第3章 巨大科学への大学の参加と基礎研究の衰退—核融合研究の切り口から(核融合研究の出発点の重要な議論—AB計画論争を検証する;大学基礎研究の衰退 ほか)
  • 第4章 自然科学と人文、社会科学とのあいだの調和、総合の上に高等教育の再構築
  • 第5章 まとめ

「BOOKデータベース」 より

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