旧約聖書の世界
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旧約聖書の世界
(岩波現代文庫, 文芸 ; 34)
岩波書店, 2001.5
- タイトル読み
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キュウヤク セイショ ノ セカイ
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注記
三省堂 1982年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
日は出で、日は入り、またその出たところに急ぎ行く。日の下に、新しきものなし—旧約聖書は二千年の間にヘブライ人の芸術家たちが悩み苦しんで生みだした作品群である。本書は、ヨーロッパキリスト教の狭い教義の枠や先入観からはなれて、古代イスラエルの人々の精神世界をその風土とともに再現した日本人のための旧約聖書入門。
目次
- 1 アーモンドの花咲くころ、ヘブライ人は思う(出会い;非ヘブライ的ヘブライ人、コーヘレトの思想;預言者誕生)
- 2 イスラエルの風(牛とろばを同じくびきにつなぐな;思い出と記憶—われわれは、一体、何者か;静めよ、わが心を—ヘブライ人の激情性)
- 3 さすらいのアラム人(イスラエルよ、自分の天幕へ帰れ;土地はだれのもの—フェニキア女にわからなかったヘブライ的感覚;わかるか、旅人の気持ちが)
- 4 歌の中の歌—「雅歌」(レンズ豆とワインのあわだち—ヘブライ人の味覚;ヘブライ人が求めた女性;「雅歌」の不思議)
「BOOKデータベース」 より