虐待と思春期
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虐待と思春期
(思春期青年期ケース研究 / 思春期青年期ケース研究編集委員会編, 8)
岩崎学術出版社, 2001.5
- タイトル読み
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ギャクタイ ト シシュンキ
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注記
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
児童虐待はあまりにも緊急的であり、かつ多くの人びとに対して破壊的である。そして保健婦や保育士、教師など子どもに関わるフィールドで働く人びとが、必ずといっていいほどしばしば巻き込まれる出来事である。こうした関係者は、虐待に対する基本的な関わり方を知らなくてはならないが、しかし、それぞれが単独ではとうていこの問題に取り組めない。積極的に協力・協調する関わり方を知った関係者が増えてゆかなくてはならないのである。ここで扱った事例にはいずれも多くの関係者が登場し、連携と協同作業によって虐待という難しい問題に取り組んでいる。
目次
- 1 乳幼児期の虐待とその治療—幻想を背景にした母子関係不調和の問題とその治療
- 2 多動性障害と虐待—多動性障害と虐待の悪循環に対する危機介入
- 3 被虐待児の入院治療—看護の立場から
- 4 乳児期から17年にわたった治療的介入—児童相談所でかかわった事例
- 5 母親の心理療法過程—自分自身と子どもを受け入れるまで
- 6 性的虐待の臨床—精神科クリニックでの治療と援助の実際
- 座談会 児童養護施設に入所した被虐待児との関わり
「BOOKデータベース」 より