ロンドンのドイツ人 : ヴィクトリア期の英国におけるドイツ人亡命者たち

書誌事項

ロンドンのドイツ人 : ヴィクトリア期の英国におけるドイツ人亡命者たち

ローズマリー・アシュトン著 ; 大島幸治共訳

御茶の水書房, 2001.6

タイトル別名

Little Germany : exile and asylum in Victorian England

タイトル読み

ロンドン ノ ドイツジン : ヴィクトリアキ ノ エイコク ニオケル ドイツジン ボウメイシャ タチ

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注記

監訳: 的場昭弘

文献目録: 巻末p17-26

内容説明・目次

内容説明

1848年革命の亡命者たちは圧倒的なドイツ政府のもとで苦痛を味わっており、全員亡命を余儀なくされたが、その政治的見解はマルクスやエンゲルスといった共産主義者から、インターナショナルな共和主義、立憲主義に至るまで幅広く異なっていた。仕立職人や大工のように低賃金の労働条件の仕事をめぐって貧しいイギリスの労働者の同胞と競争するものもいた。マルクスほかドイツ人亡命者たちは何故イギリスを選び、何を期待し何を見つけたか。

目次

  • 第1章 ドイツからイギリスへの道
  • 第2章 三人の共産主義の事務員たち、マンチェスターのエンゲルス、ブラッドフォードのヴェールト、ロンドンのフライリヒラート
  • 第3章 共産主義の知識人たち、マルクスとその党派
  • 第4章 ブルジョアの亡命者たち—ルーゲ、キンケル、その他のジャーナリスト、医者、芸術家、教師
  • 第5章 亡命者の女性たち
  • 第6章 亡命者のプロレタリアートとルンペンプロレタリアート

「BOOKデータベース」 より

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