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戦後の歴史学と歴史意識

遠山茂樹著

(岩波モダンクラシックス)

岩波書店, 2001.7

タイトル読み

センゴ ノ レキシガク ト レキシ イシキ

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注記

標題紙裏の表示: "本書は1968年6月、「日本歴史叢書」の1冊として岩波書店より刊行された"

参考文献解説: p333-337

内容説明・目次

内容説明

「現在、歴史学と歴史教育とは、大きな危機に直面している」—本書は、学問の成果を無視して国民教化のために歴史を利用しようとする六〇年代末の動向に厳しく対峙したものである。歴史学が新たなナショナリズムに供されようとしている今日、まさに読み返されなければならないだろう。

目次

  • 序説 戦前と戦後の歴史学と歴史教育
  • 1 歴史学と歴史教育の再出発(敗戦直後の天皇制批判;津田史学の問題 ほか)
  • 2 一九五〇年前後の問題意識の激動(「世界史の基本法則」の問題提起;政治史への関心 ほか)
  • 3 情勢の転換と歴史学の動向(アジア停滞性論克服の模索;マルクス主義史学とアカデミズム史学 ほか)
  • 4 一九六〇年前後の歴史学(六全協とマルクス主義理論;『昭和史』論争の意義 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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