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狐の日本史

中村禎里著

日本エディタースクール出版部, 2001.6-

  • 古代・中世篇
  • 近世・近代篇

タイトル読み

キツネ ノ ニホンシ

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注記

文献 (明治以後): 古代・中世篇 p311-322

古代・中世・近世文献の出所: 古代・中世篇 p323-337

大正期以後の文献: 近世・近代篇 p427-443

古代〜明治期文献の出所および索引: 近世・近代篇 p451-472

内容説明・目次

巻冊次

古代・中世篇 ISBN 9784888883085

内容説明

日本人にとって狐は古代から身近な動物だった。その狐が霊力をもち、やがては狐信仰、あるいは狐付きといった日本社会に特有の伝承となって定着していく。古代から戦国時代までの文献を渉猟し、日本人の狐観念とその変遷を跡づける。

目次

  • 第1章 古代の狐観念
  • 第2章 六字経法と狐
  • 第3章 和様ダキニ天の誕生
  • 第4章 辰狐の登場
  • 第5章 藤原氏の恩恵者
  • 第6章 室町時代支配階級の狐付き
  • 第7章 桂地蔵事件と中世衆庶信仰
  • 第8章 鳥羽上皇の寵妾
  • 第9章 阿部晴明の母
  • 第10章 戦国武将と狐
巻冊次

近世・近代篇 ISBN 9784888883351

内容説明

近世の日本人は稲荷に何を願い、期待するようになっていったのだろうか。狐の霊力や、狐付き、狐信仰といった日本社会に特有の伝承が、開発の進む都市や農村に受け入れられていく過程を、各地の稲荷社や伝承の地を訪ね、文献を渉猟して検証。

目次

  • 第1部 狐と寺社ところどころ(玉藻稲荷と女化稲荷;葛の葉稲荷その他;源九郎稲荷 ほか)
  • 第2部 江戸の稲荷(江戸の稲荷の起源と繁盛;江戸の狐稲荷;瘡病・狐・稲荷 ほか)
  • 第3部 狐付きと狐落とし(狐付きの型と仕組み;狐落としの方法;狐の細分類と意味範囲の拡張 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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