書誌事項

日本人のこころ

五木寛之著

講談社, 2001.6-2002.7

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タイトル読み

ニホンジン ノ ココロ

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注記

1巻の文献: p253〜255

2巻の文献: p283〜286

3巻の文献: p273〜278

4巻の文献: p275〜282

5巻の文献: p260〜266

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784062105057

内容説明

私たちは、本当の日本を知らない。日本史の最底辺に下降せよ。そこに、隠された日本人のこころがある。日本人がかつて持っていた知られざる豊かな世界、その驚くべき情念と、生き方を探す旅。

目次

  • 第1部 見えざる日本人の宗教心(大阪は宗教都市である;寺内町という信仰の共和国;現代に息づく「同朋意識」と信仰心)
  • 第2部 日本の中の“異国”を歩く(京都は前衛都市である;磨き抜かれた「市民意識」;伝統と革新のせめぎあいの中で)
巻冊次

4 ISBN 9784062105064

内容説明

エタ、非人、サンカと呼ばれ差別された人びとがつくった豊饒な日本文化の原郷への旅。

目次

  • 原郷への旅
  • 第1部 海の漂泊民、山の漂泊民(海を住処とする「家船」の人びと;幻の「サンカ」を求めて;漂泊者の思想とその豊饒な文化)
  • 第2部 東都の闇に生きた被差別の民(「浅草弾左衛門」と呼ばれた賤民の王;生と死、聖と賎、美と醜の境界;「フーテンの寅さん」への憧れ)
巻冊次

3 ISBN 9784062105071

内容説明

信仰の共和国・金沢、生と死の結界・大和。こころが熱くなるような原日本人の豊かな生き方が、ここにある。

目次

  • 「情」を「こころ」と読むとき
  • 第1部 信仰を絆にした民衆の共和国(「百姓ノ持タル国」の出現;「悪」とされた一向一揆の真実;革命都市としての金沢)
  • 第2部 “風の王国”の世界(聖と俗が交錯する大和の闇;大和をめぐる謎;親鸞と太子信仰と水平社運動)
巻冊次

2 ISBN 9784062105088

内容説明

かつて、この国で雑草のように生き抜いてきた無名の人びとの姿は、われわれに生きる力と生きる喜びを与えてくれる。

目次

  • 新たな「和魂」を求める旅
  • 第1部 「隠れ念仏」と知られざる宗教弾圧(民衆が守り抜いた「隠れ念仏」;民衆の捨て身の抵抗運動;かつての日本にあった「魂の共同体」)
  • 第2部 「隠し念仏」が語る魂の鉱脈(東北の隠された魂「隠し念仏」;『遠野物語』に秘められたもの;宮沢賢治の宗教心)
巻冊次

5 ISBN 9784062108386

内容説明

半世紀ぶりに博多港の岸壁に立つ。神と人と自然が共生する島への旅。

目次

  • 第1部 ここは“往還の地”である(半世紀ぶりに博多港の岸壁に立って;アジアの玄関口として;大陸へのロマンとアジア主義)
  • 第2部 神と人と自然が共生する空間(私と沖縄との関係;風や樹木と共生して暮らす人びと;歌い踊り神と一体化)
巻冊次

6 ISBN 9784062108393

内容説明

これまでの歴史の記述、一般の常識には浮上してこなかった深層の世界を語り合った、17人との対話。

目次

  • 取材ノート(1)大阪 御堂筋に近江商人の信仰心を見る
  • 取材ノート(2)京都 前衛都市KYOTOをゆく
  • 取材ノート(3)鹿児島 隠れ念仏の里を歩く
  • 取材ノート(4)岩手 隠し念仏の里に流れるもの
  • 取材ノート(5)金沢 加賀百万石ではない「信仰の共和国」
  • 取材ノート(6)大和 風の王国・大和の闇を歩く
  • 取材ノート(7)広島 山と海の漂泊の民を訪ねて
  • 取材ノート(8)東京 東京の深淵に降下する旅
  • 取材ノート(9)福岡 ふり返ればアジアが見える
  • 取材ノート(10)沖縄 沖縄への無智に気づく旅

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA52761648
  • ISBN
    • 4062105055
    • 406210508X
    • 4062105071
    • 4062105063
    • 4062108380
    • 4062108399
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    6冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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