ロゴスとソフィア : ヨハネ福音書からグノーシスと初期教父への道

書誌事項

ロゴスとソフィア : ヨハネ福音書からグノーシスと初期教父への道

大貫隆著

教文館, 2001.7

タイトル読み

ロゴス ト ソフィア : ヨハネ フクインショ カラ グノーシス ト ショキ キョウフ エノ ミチ

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内容説明・目次

内容説明

新約聖書の『ヨハネによる福音書』からは「ロゴスの受肉」と言う、初期教父の正統信仰へと発展する線が見られるが、他方において「ソフィアの過失」と呼べるグノーシス主義者による福音書の再解釈が生じていった。ここにはいかなる事情が隠されていたのか。複雑極まりない初期キリスト教思想史の歴史的連開を綿密な考証によって読み解く。

目次

  • 1 ロゴスの受肉とソフィアの過失—ヨハネ福音書とグノーシス主義における「光」と「闇」
  • 2 ヨハネ福音書とグノーシス主義—ブルトマン学派のヨハネ解釈によせて
  • 3 グノーシス主義とエイレナイオスの自然観
  • 4 ユスティノス、タティアノス、エイレナイオスの聖書論
  • 5 エイレナイオスにおける「再統合」と救済史

「BOOKデータベース」 より

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