密航留学生たちの明治維新 : 井上馨と幕末藩士

書誌事項

密航留学生たちの明治維新 : 井上馨と幕末藩士

犬塚孝明著

(NHKブックス, 921)

日本放送出版協会, 2001.8

タイトル読み

ミッコウ リュウガクセイ タチ ノ メイジ イシン : イノウエ カオル ト バクマツ ハンシ

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注記

参考文献: p261-264

内容説明・目次

内容説明

命がけで密航して海外に渡った五人の長州藩士。彼らが、西欧で学び、経験したものは何であったのか。志士的精神を保ちながらも、近代合理主義的精神を吸収し得た密航留学生の代表格、井上馨。帰国後、君前会議で開国を説き、長州藩を倒幕へと導いた彼の「果断」は、明治維新後の近代日本の礎を築いて行く。西欧文明に触れて、日本人としての国家意識に目覚めた留学生たちが、維新変革へのヴィジョンを抱き、明治維新の原動力となって行く姿を生き生きと描き出す。

目次

  • 第1章 夷を以て夷を制す
  • 第2章 密航
  • 第3章 異郷に遊ぶ
  • 第4章 ロンドンに集う若き志士たち
  • 第5章 帰国
  • 第6章 留学生たちの明治維新
  • 第7章 新帰朝者たち

「BOOKデータベース」 より

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