書誌事項

柳田国男論・丸山真男論

吉本隆明著

(ちくま学芸文庫, [ヨ-1-5])

筑摩書房, 2001.9

タイトル別名

柳田国男論 ; 丸山真男論

タイトル読み

ヤナギタ クニオ ロン・マルヤマ マサオ ロン

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注記

「吉本隆明全集撰4.思想家」(大和書房, 1987)収録の「柳田国男論」と「丸山真男論」(一橋新聞部, 1963)をあわせたもの

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

体液のように流れる柳田の文体と方法にかたちをあたえ、彼のえがいた稲の人としての「日本人」の鮮明な画像と,そこに見えかくれする「山人」や「アイヌ」の影に徹底した考察を加える「柳田国男論」。丸山の戦争体験の批判を入口に、『日本政治思想史研究』における徂徠学の評価の分析を軸にすえ、丸山政治学が幻想の「西欧」という虚構の立場を設定して初めて切り拓いた地平を検証する「丸山真男論」。近現代の代表的な思想家を俎上にのせ、雄勁なスケールでその核心を論じる。

目次

  • 柳田国男論(縦断する「白」;動機・法社会・農;旅人・巡回・遊行)
  • 丸山真男論(序論;「日本政治思想史研究」;総論)

「BOOKデータベース」 より

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