越境するクレオール : マリーズ・コンデ講演集

書誌事項

越境するクレオール : マリーズ・コンデ講演集

マリーズ・コンデ [著] ; 三浦信孝編訳

岩波書店, 2001.9

タイトル読み

エッキョウ スル クレオール : マリーズ コンデ コウエンシュウ

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注記

カリブ海文学・クレオール関連ブックガイド: p251-255

内容説明・目次

内容説明

フレンチ・クレオールの文学は、これまでマルティニックの男性作家中心に紹介されてきたが、マリーズ・コンデは、グァドループ出身の、黒人女性であり、フランス語の枠を越えた、カリビアン・ディアスポラ文学を代表する作家である。彼女は、私探しの果てしない旅を通して、カリブ海とフランス、アフリカとアメリカをつなぐ存在であり、小説家、劇作家としてだけでなく、文学理論家、黒人解放運動の歴史家としても精力的に活動している。本書はカリブ海文学への格好の手引きであり、同時に「クレオール」の可能性を大きく広げるコンデの回顧と展望の書である。

目次

  • 第1部 私の言葉を求めて(肌の色、言葉の違いを越えて;私の「帰郷ノート」—アフリカとの困難な関係;女たちの言葉)
  • 第2部 カリブ海文学の軌跡(サンジョン・ペルス讃;エドゥアール・グリッサンとアンティールの奪還;英雄とカニバル—アンティール文学における書き換えと侵犯)
  • 第3部 グローバル化とディアスポラ(われわれの真実を求めて;すばらしき新世界;入る旅人、出る旅人)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA53662754
  • ISBN
    • 4000222600
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 255, 7p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
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