母性と父性の人間科学
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母性と父性の人間科学
(ヒューマンサイエンスシリーズ / 早稲田大学人間総合研究センター監修, 4)
コロナ社, 2001.12
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ボセイ ト フセイ ノ ニンゲン カガク
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引用・参考文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
母性・父性とは、はなはだ曖昧な概念である。本当のところそれらは一体、だれに属するどういう性質なのであろうか。それらがどういった部分を共有し、どこがどう異なるのか、その異同はどれほど普遍的なものなのか、あるいは可変的なものか。このような問題について、1998年10月31日に早稲田大学人間総合研究センターの主催により、第4回性と生殖シンポジウム「性とペアレンティング:母性と父性の比較」が開催され、多角的・総合的に論じられた。本書は、そのシンポジウムをふまえたものである。
Table of Contents
- 1 生物学からみた母性と父性
- 2 霊長類としての人の母性・父性
- 3 日本史における母性・父性観念の変遷—中世を中心に
- 4 母親と父親についての文化的役割観の歴史
- 5 江戸の胞衣納めと乳幼児の葬法
- 6 ポスト近代的ジェンダーと共同育児
- 7 発達心理学からみた母性・父性
- 8 教育関係のエロス性と教育者の両性具有—教育学における母性・父性問題
- 9 同性愛の親における母性・父性
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