普遍性か差異か : 共和主義の臨界、フランス
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書誌事項
普遍性か差異か : 共和主義の臨界、フランス
藤原書店, 2001.12
- タイトル別名
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L'universalité ou la différence? : la République en question
普遍性か差異か : 共和主義の臨界フランス
- タイトル読み
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フヘンセイ カ サイ カ : キョウワ シュギ ノ リンカイ フランス
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注記
関連年譜(1989-2001)・関連ブックガイド: 巻末
内容説明・目次
内容説明
グローバル化・欧州統合・移民問題の渦中で「国民国家」の典型フランスを揺さぶる、「共和国主義vs多文化主義」論争の核心に迫る。
目次
- 1 「国民」の境界(宗教とは何か—イスラム・スカーフ事件と非宗教性 問われる共和国的統合;移民とは何か—サンパピエと市民権;市民とは何か—移民・市民権・歓待 サンパピエの運動とバリバール、デリダ;地域問題とは何か—コルシカという難問 ジョスパン制度改革と共和国論争)
- 2 歴史と記憶(国家とは何か—欧州統合と国民国家の行方 共和主義的反動について;革命とは何か—革命記念1989年から1790年へ;戦犯とは何か—2つのパポン裁判と過去の克服;記憶とは何か—フランス人の植民地問題をめぐる記憶 「大江・シモン論争」を手がかりに;知識人とは何か—フランス知識人の歴史と現在 ドレフュス事件と1995年12月)
- 3 共和国と多様性(国語とは何か—共和国の言語、フランスの諸言語 言語の多様性と言語権の政治哲学;性差とは何か—パリテ論争 市民に性差はあるか?;家族とは何か—パックス・家族・フェミニズム;憲法とは何か—立憲主義と民主主義の相剋 フランスにおける憲法「改正」)
- 補 相互理解とは何か—日仏交流誤解の構造 特に経済分野を中心に
「BOOKデータベース」 より