クローディアの秘密 ; ほんとうはひとつの話
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クローディアの秘密 ; ほんとうはひとつの話
(カニグズバーグ作品集 / カニグズバーグ [著], 1)
岩波書店, 2001.12
- タイトル別名
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From the mixed-up files of Mrs. Basil E. Frankweiler
Altogether, one at a time
- タイトル読み
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クローディア ノ ヒミツ ; ホントウ ワ ヒトツ ノ ハナシ
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内容説明・目次
内容説明
『クローディアの秘密』は、1967年に出版され、この年のニューベリー賞を受賞しました。クローディアは小金をためこんでいる弟ジェイミーを誘って、家出を敢行することになりました。といっても、都会っ子のクローディアは、山や海辺で野宿するような「むかし式」の家出なんかいやでした。それで、ニューヨークはマンハッタンのどまん中、メトロポリタン美術館に忍びこむことにします。美術館がわずか225ドルで落札した天使像のなぞをさぐるうち、ついにキンケイド姉弟は、重大な秘密を手に入れます。この天使像はミケランジェロの初期の作品に違いない!もしもそれが証明できたら、大変なことになります。二人は有り金はたいて、天使像のもとの所有者、フランクワイラー夫人をたずねたのでした。『ほんとうはひとつの話』は、1971年、5冊目の本として出版されたカニグズバーグにしてはめずらしい短編集。4つの作品は主人公も雰囲気もみんなバラバラで、どうして「ほんとうはひとつの話」なのか、首をかしげたくなるかも知れません。けれどもくりかえし読むうちに、「あっ、そうか」という発見があるはずです。
「BOOKデータベース」 より