カナダ連邦政治 : 多様性と統一への模索
著者
書誌事項
カナダ連邦政治 : 多様性と統一への模索
東京大学出版会, 2002.1
- タイトル別名
-
The structure of Canadian federalism : unity and diversity
- タイトル読み
-
カナダ レンポウ セイジ : タヨウセイ ト トウイツ エノ モサク
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全153件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
欧文タイトルは標題紙裏による
参考文献: 巻末pi-xiv
内容説明・目次
内容説明
本書はカナダの連邦制度の構成原理やメカニズムを多角的に分析したものである。カナダにおいては一九六〇年代以降、ケベック州におけるフランス系カナダ人によるケベック・ナショナリズムや分離主義が高まり、これに対応する連邦政府の動き、そして憲法改正論議など今もゴールのみえない試行錯誤が展開されている。そこで本書では、カナダの連邦制度がどのような原理で作動しているのか、他国との比較の観点もまじえ、また具体例をあげつつ検討した。
目次
- 第1部 連邦制度と憲法の枠組み(カナダ連邦制度の分析枠組み;カナダの政治的枠組み;カナダの連邦形成と憲法制度—歴史的・政治的な視点からの分析)
- 第2部 連邦・州政治のダイナミズム(州政府と地方自治—連邦国家の主役たち;選挙制度の仕組みと連邦政治;カナダの政党システム)
- 第3部 政治・行政・経済の相互関係(カナダにおける政策と行政の仕組み—憲法・司法判決・財政の視点から;連邦国家における経済統合;カナダにおける福祉国家の進展;一九八二年憲法とカナダ政治の変容—カナダ政治のゆくえ)
「BOOKデータベース」 より