不思議なみずうみの島々
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書誌事項
不思議なみずうみの島々
(ウィリアム・モリス・コレクション / ウィリアム・モリス著)
晶文社, 2002.2
- 上
- 下
- タイトル別名
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The water of the wondrous isles
- タイトル読み
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フシギナ ミズウミ ノ シマジマ
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注記
原著 (Hammersmith : Kelmscott Press, 1897) の全訳. 底本: テムズ・プレス版, 1994
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784794916969
内容説明
「赤烏の葡萄酒を飲み干したか、ともよへさきよ。さあ、目覚めよ!」不思議な呪文を唱えると、精霊を宿した小船は、広いみずうみへと滑りだしていった。赤ん坊の時分に魔女にさらわれた少女バーダロンは、ある日森の精の知恵を借り、湖畔の小屋から逃亡する。「無の島」「老若の島」「無為豊穣の島」…。流れ着く不思議の島々での驚異の冒険は、やがて少女を運命の出会いへと導いていく。息もつかせぬ物語の力で圧倒する、エンターテインメント・ファンタジーの傑作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784794916976
内容説明
次から次へと襲いかかる「無為豊穣の島」の女王の魔の手をくぐりぬけ、ついに三人の騎士は囚われの貴婦人たちを助けだす。しかし、救出を喜ぶバーダロンの胸には、つらい決意が秘められていた—。サー・アーサーとアトラとの三角関係の恋、懐かしの母との再会、そして波乱万丈の旅の末にたどり着いた穏やかな生活を乱す、一夜の不思議な夢。さらに過酷な試練を経て、少女は大人の女性へと成長する。自由と愛を求める精神の成熟の軌跡を描く驚異の物語、ここに完結。
「BOOKデータベース」 より