新しいカフカ : 「編集」が変えるテクスト
著者
書誌事項
新しいカフカ : 「編集」が変えるテクスト
慶應義塾大学出版会, 2002.2
- タイトル別名
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Der neue Kafka : wie die Edition den Text verändert
- タイトル読み
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アタラシイ カフカ : ヘンシュウ ガ カエル テクスト
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注記
文献一覧: p315-322
内容説明・目次
内容説明
カフカが遺した膨大な草稿・日記・手紙から、3種類の「カフカ全集」が編集された。まったく異なる考え方による3種類の全集を比較検討することは、「カフカ」とは何者か、「作品」とは何か、「作品研究」とは何かを根底的に問うことにつながる。ドイツを中心に展開される「編集文献学」の成果をふまえた、ラディカルなカフカ論。
目次
- 第1部 「批判版カフカ全集」の意義と限界(カフカの「遺書」;マックス・ブロートの功罪;「批判版カフカ全集」の概容—“補遺”カフカの遺稿伝承史概説;『狩人グラッフス』;『城』)
- 第2部 「史的批判版カフカ全集」の登場(十六分冊になった『審判』;「正統なテクスト」の終焉;「遺書」の意味)
「BOOKデータベース」 より