イタリア現代史研究
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書誌事項
イタリア現代史研究
岩波書店, 2002.4
- タイトル読み
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イタリア ゲンダイシ ケンキュウ
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付巻末人名索引
内容説明・目次
内容説明
ムッソリーニ政権成立(1922年)に始まったイタリアのファシズム体制は、第2次大戦下、ムッソリーニの失脚によって崩壊。国家・社会のあり方やファシズムをめぐってそれぞれの国家観・民衆観がぶつかりあい、多様な思想・運動が対立・競合・変容するなか、イタリアはレジスタンスによる全土解放にいたる。リソルジメント以来のイタリア史の流れを視野におきながら、現代史の諸相を精緻に分析した論文集。付論として「イタリアにおける近現代史研究の過去と現代」を収載。
目次
- イタリアのナショナリズム
- 1 自由主義とファシズム(クローチェの政治思想)
- 2 ファシズム体制の成立(ファシズムの成立;地方ファシズムの思想;ファシズムと共産党を巡る諸問題 ほか)
- 3 ファシズムの崩壊とレジスタンスの諸相(レジスタンス史の一断面;反ファシズムの諸形態;イタリアのレジスタンス ほか)
- 付論 イタリアにおける近現代史研究の過去と現在
「BOOKデータベース」 より