紙表紙の誘惑 : アメリカン・ペーパーバック・ラビリンス
著者
書誌事項
紙表紙の誘惑 : アメリカン・ペーパーバック・ラビリンス
研究社, 2002.5
- タイトル別名
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American paperback labyrinth
紙表紙の誘惑 : アメリカンペーパーバックラビリンス
- タイトル読み
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カミビョウシ ノ ユウワク : アメリカン ペーパーバック ラビリンス
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注記
参考文献: p299-311
内容説明・目次
内容説明
それはフラナリー・オコナーの小説の表紙絵から始まった。宗教的なテーマを扱った『賢い血』のペーパーバック版になぜ通俗的な表紙絵が使われたのか。ペーパーバックの出版史をたどりつつ、その経緯を調べるうち、著者はアメリカン・ペーパーバックの魔界の虜になってしまう。数多くの表紙絵を紹介しながら、ペーパーバックにまつわる様々な物語を紡ぎ出した好エッセイ。
目次
- オコナーの扉
- アメリカン・ペーパーバック事始め
- 「チープ・ライブラリー」と「小さな、青い本」
- 新書判ペーパーバックの確立
- ペンギンブックスの登場
- ロバート・ド・グラフの野望
- ライヴァルたちの饗宴
- 戦場のペーパーバック
- ペンギンブックス大分裂
- 横溢の修羅場
- 一九五二年の分水嶺
- オコナーの扉、ふたたび
- そして魔界は続く
「BOOKデータベース」 より