文明の内なる衝突 : テロ後の世界を考える
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文明の内なる衝突 : テロ後の世界を考える
(NHKブックス, 943)
日本放送出版協会, 2002.6
- タイトル読み
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ブンメイ ノ ウチ ナル ショウトツ : テロゴ ノ セカイ オ カンガエル
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注記
引用・参考文献: p236-240
内容説明・目次
内容説明
9・11テロは、文明の「外敵」が引き起こした事件というだけではない。アメリカを含む「私たち」の内にも、イスラーム原理主義に呼応する側面があるのではないか?テロリストは、私たちの内なる欲望を映し出す鏡ではないか?文明間の衝突は、同時に私たちの文明の内なる衝突ではなかったか?現代世界の深層に横たわる葛藤の根源的要因を、“資本”のグローバル化との関連で鋭く読み解き、この葛藤を乗り越えるための思想的・実践的課題を模索する、著者渾身の書き下ろし。
目次
- 序章 9・11テロ、そして社会哲学の失効
- 第1章 文明の内的かつ外的な衝突(資本主義への攻撃か?;テロリストへの憧憬 ほか)
- 第2章 イスラームと資本主義(「交換」の論理;ラシュディ事件再考 ほか)
- 第3章 原理主義的転回(国外における内戦;「生きよ!」と命令する権力 ほか)
- 第4章 弱くかつ強い他者たちへ(セキュリティの逆説;さまざまな「解決」 ほか)
「BOOKデータベース」 より