魔術的芸術
著者
書誌事項
魔術的芸術
河出書房新社, 2002.6
普及版
- タイトル別名
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L'art magique
- タイトル読み
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マジュツテキ ゲイジュツ
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注記
監修: 巖谷國士
内容説明・目次
内容説明
本書は、アンドレ・ブルトンの晩年の「大事業」である。古代エジプト絵画からデ・キリコまで、原始諸民族のオブジェからデュシャンまで、ケルトの象徴文様からエルンスト、タンギーまで、古今のあらゆる芸術の領域を踏査し、「魔術的」の一語をもってあらたな視野のもとに置き、さらにシュルレアリスムの理念に照らすことによって、美術史そのものを書きかえようとした壮大な試みである。20世紀最大の“幻の書物”、待望の普及版。
目次
- 魔術的芸術
- 芸術—魔術の伝達手段(有史以来の芸術と今日の未開芸術;古代諸文化の芸術、魔術の弁証法;遠まわりの魔術、中世)
- 近代—魔術の危機(伝説的メッセージの継承;ロマン主義的幻視と内的世界;「大いなるあやかし」、目の「錯覚」の不思議とその限界;混沌への誘い、表現主義から表意文字へ;二つの大いなる綜合、ギュスターヴ・モローとポール・ゴーガン)
- ふたたび見いだされた魔術—シュルレアリスム
「BOOKデータベース」 より