微生物と香り : ミクロ世界のアロマの力
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微生物と香り : ミクロ世界のアロマの力
フレグランスジャーナル社, 2002.8
- タイトル読み
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ビセイブツ ト カオリ : ミクロ セカイ ノ アロマ ノ チカラ
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注記
参考文献: p296-336
内容説明・目次
内容説明
微生物は、三つの顔をもっている。(1)恐ろしい感染症を引きおこす悪玉。(2)おいしい発酵食品を提供し、人の健康を守る善玉菌。(3)環境を保全する能力で、栄養物を循環して地球の生態系を維持する。香りは、この微生物三つの顔すべてに関与している。香りによって病原微生物は制御され、食品に香味を与え、微生物同士・植物・動物との対話が進行して行く。本書は香りの研究者だけでなく、抗菌アロマセラピーを本格的に追求される方の入門書でもある。
目次
- 第1章 微生物の素顔(微生物にはたくさんの種類がある;原始的な核をもった細菌の姿 ほか)
- 第2章 微生物は多彩な香りをつくりだす(香りの表現のしかた;香りを感知するしくみ ほか)
- 第3章 微生物は極上のフレーバーを提供する(香り豊かな吟醸酒とイモ焼酎;無限の香りを秘めたワインとブランデー ほか)
- 第4章 香りによる微生物のコントロール(抗菌作用)(香りはどんな微生物を抑えるか;香りの抗菌作用の測りかた ほか)
- 第5章 香りでクロストークする微生物(植物の香りで目覚める微生物;微生物の香りが昆虫の食害や産卵を誘発する ほか)
「BOOKデータベース」 より